5月12日に川崎900メートルで争われたスパーキングスプリントチャレンジは川崎スパーキングスプリントトライアルの準重賞。大井のハーフブルー(牝4、鈴木啓)が4馬身差の逃げ切りで制した。初騎乗だった御神本騎手は「スピードはいいものがあるし、短距離馬にしては一生懸命走りすぎないところがしまいにつながっているイメージはあります」と振り返っていた。
4月6日のA2下特別は初の川崎900メートルが響いたか2着に敗れた。3角でスムーズさを欠いてしまい、直線で追い上げたが、逃げた勝ち馬に届かなかった。それから1カ月、A2から格上挑戦で負担重量が53キロと軽かったが、それにしても直線で後続を引き離した内容は圧勝といっていい。鈴木啓師は「正直、自分でもびっくりするぐらい完璧で、これ以上ないレースをしてくれた。その前の走りが初めての川崎でちぐはぐになったので、本番の権利を取れればいい、ぐらいに思っていた」という。優先出走権は3着まで。期待を超える結果で本番に臨む。
A1に上がり、本番の負担重量は55キロになるが、それも克服しそうな勢い。師は「川崎も3回目だし、左回りでも追い切っているから」。入念な準備で昨年の優駿スプリント以来の重賞2勝目を狙う。【牛山基康】



