みちのく大賞典の連覇。21日に達成したリケアカプチーノ(騙4、菅原勲)は史上8頭目だった。過去に達成したのはスリーパレード、スイフトセイダイ、グレートホープ、モリユウプリンス、メイセイオペラ、トニージェント、エンパイアペガサス。岩手の名馬が並ぶが、昨年のリケアカプチーノは史上初の3歳馬による制覇。当然、4歳での連覇達成も史上初だった。

みちのく大賞典は岩手の最強馬決定戦として行われてきた伝統の古馬重賞。今年で第54回を迎えた。一時は交流競走となり、南関東からの遠征馬も歴代優勝馬に名を連ねるが、再び岩手限定となっている。それだけに連覇も多いが、一時代を築いたトウケイニセイの連覇がない。93年に重賞初制覇を果たした舞台だが、94年から2年連続で2着。モリユウプリンスに連覇と2勝目を阻止された。ほかに出走した重賞は東北サラブレッド大賞典3連覇、桐花賞3連覇、シアンモア記念2連覇、南部杯2連覇、北上川大賞典2連覇。みちのく大賞典でのモリユウプリンスの勝負強さが光る。

若くして連覇を達成したリケアカプチーノ。導いた吉原騎手は「長く活躍してほしいというオーナーの意向もあって去勢して、そこから3戦目で昨年以上の仕上がり。返し馬から反応も良くて、思い切って競馬できました」。先も見据えているとなると、3連覇のメイセイオペラをしのぐ連覇もありそうだ。【牛山基康】