16日(火曜)に幕を開けたロイヤルアスコット開催は土曜(20日)で開催の幕を閉じます。

土曜のG1クイーンエリザベス2世ジュビリーステークス(芝直線1200メートル)には日本のサトノレーヴ(牡7、堀、父ロードカナロア)とルガル(牡6、杉山晴、父ドゥラメンテ)が参戦します。

馬番と枠順は以下の通りです。

<G1クイーンエリザベス2世ジュビリーステークス>

印 枠番(馬番)馬名 騎手

△ 1(8)レイクフォレスト C・ファロン

… 2(12)リージョナル C・ロドリゲス

… 3(2)アラムラム S・レヴィー

☆ 4(9)ルガル 鮫島克駿

… 5(7)カインドオブブルー W・ビュイック

△ 6(13)サジー O・マーフィー

… 7(10)オーバーパス J・パー

… 8(4)グレートウィッシュ K・シューマーク

〇 9(17)ジョリースター J・マクドナルド

▲ 10(11)パワフルグローリー J・スペンサー

… 11(1)アルメラク T・マーカンド

△ 12(3)コマンチェブレーヴ P・ブドー

… 13(16)フローラオブバミューダ J・ドイル

… 14(6)カーデム C・スミヨン

… 15(15)ストーレンキス A・プーシャン

… 16(19)タイムフォーサンダルズ R・キングスコート

… 17(5)ジャスール R・ライアン

◎ 18(14)サトノレーヴ R・ムーア

… 19(18)サイーダダリヤン B・ロックネン

豪州から挑戦のジョリースター(牝5、父ズースター)が人気を集めています。今年に入ってランドウィック競馬場の短距離重賞を3連勝と好調。昨年のザ・エベレスト(芝1200メートル)は香港のカーインライジングに1馬身4分の3差の5着でした。サトノレーヴは一昨年の香港スプリント(芝1200メートル)でカーインライジングから2分の1馬身+首差の3着でしたから、この2頭の実力は拮抗しているように思えます。

このトップ2頭を追うのは英国のレイクフォレスト(セン5、父ノーネイネヴァー)、アイルランドのコマンチェブレーヴ(牡4、父ウートンバセット)、フランスのサジー(牡5、父メイクビリーヴ)、それに日本のルガルでしょう。

レイクフォレストは5月にリングフィールド競馬場で行われたスプリングトロフィーステークス(芝1200メートル)を5馬身半差で快勝し、勢いに乗っての挑戦。昨年のシーズオンオフに去勢手術を受けていて、前走は去勢馬となって初戦でした。去勢効果でさらなる前進の可能性を残しています。

コマンチェブレーヴはドナカ・オブライエン師の管理馬。香港に遠征した前々走のチェアマンズスプリントプライズ(芝1200メートル)はカーインライジングに6馬身差の5着でした。重賞初制覇となった前走、地元カラ競馬場のG2グリーンランズステ-クス(芝1200メートル)は残り200メートルで先頭に躍り出て、後続に2馬身差をつけました。

サジーは昨年夏のG1モーリスドゲスト賞(芝1300メートル)の勝ち馬。この時はG1クイーンエリザベス2世ジュビリーステークスを制して、意気揚々と乗り込んだラザット(2着)に1馬身4分の3差をつける完勝、差し脚が鮮やかに決まりました。今シーズンは3戦して(2)(2)(1)着、前走のG3グロシェーヌ賞(芝1000メートル)も好内容でした。

3月のドバイ遠征(G1アルクオーツスプリント2着)で初の直線競馬を経験したルガルも差はなし。アルクオーツスプリントでラザット(3着)に先着していて、仕掛けのタイミング次第では突き抜ける場面も。

穴馬はパワフルグローリー(牡4、父コタイグローリー)でしょう。昨年10月のG1英チャンピオンズスプリントステークス(芝1200メートル)の勝ち馬で、この時の2着馬はラザットでした。前走のG2グリーンランズステ-クス(芝1200メートル)はコマンチェブレーヴの7着に負けて人気を落としていますが、嵌れば一発逆転のシーンが見られるかもしれません。

ジョリースターとともに豪州から挑戦するオーバーパス(セン7、父ヴァンクーヴァー)は、この開催の初日(16日)に行われたG1キングチャールズ3世ステークス(芝直線1000メートル)で、ミッションセントラルに1馬身差の3着に善戦。心配は中3日での実戦です。

(ターフライター奥野庸介)

※競走成績は2026年6月19日現在