12日の大井3R。1200メートルで争われた2歳新馬戦は4番人気ダイワカレンシチー(牝、栗田泰、父カレンブラックヒル)が1馬身差で勝利した。導いたのはデビュー2年目の小野俊斗騎手(20=宗形)。抜群のスタートを決めて1馬身ほど飛び出すと、向正面は外の3番手に控え、そのまま外を回り、逃げた2着馬を直線で競り負かした。これが8勝目の鞍上は初めて新馬戦を勝利。他厩舎の馬での勝利も初めてだった。
「小柄な馬だから3キロ減の騎手で」と起用した栗田泰師の期待に応えた。調教にも騎乗しているという小野騎手は「ゲートに入れるところからやったので、めちゃくちゃうれしいです。3、4コーナーでペースを上げようと思ったら、すんなり動いてくれて、そのまま最後までばてずに走ってくれたので。馬に勝たせてもらいました」と414キロのパートナーを称えた。
それにしてもスタートが速かった。今年は門別で期間限定騎乗を行い、能力試験にも数多く騎乗した小野騎手。その経験も生きているようで「ゲートで馬の邪魔をしないようになったとは思います」と話す。それでも「立ち回りが課題ですね。外を回ってしまったので」と反省。コースロスを減らしたいと前を向く。
これで勢いづいたか、この日は8Rで12番人気ドピエッタ(牝4、須田)も勝利に導いた。自身初の1日2勝を挙げ「ヤングジョッキーズも頑張ります」。初出場のヤングジョッキーズシリーズでの活躍も楽しみになってきた。【牛山基康】



