第103回の凱旋門賞が10月6日(日本時間同日午後11時20分発走予定)に近づいてきました。

今年はシンエンペラー(牡3、矢作、父シユーニ)が、坂井瑠星騎手を鞍上に挑戦します。遠征初戦となったG1愛チャンピオンSで披露した末脚は素晴らしく日本調教馬初優勝の期待が高まっています。

今年の凱旋門賞も前年の上位入着馬の姿がなく、最先着馬で出走の可能性があるのはコンティニュアス(牡4、A・オブライエン厩舎、父ハーツクライ)だけ。中心勢力は3歳勢に移っています。

人気を集めそうなのは、シンエンペラーを含む8頭。

そのうち、3歳馬は前哨戦のG2ニエル賞に勝ったソシエ(牡3、A・ファーブル厩舎、父シーザスターズ)と、2着したデリアス(牡3、JC・ルジェ厩舎、父フランケル)、3着になって初めて黒星のついたルックドゥヴェガ(牡3、C&Y・レルネール厩舎、父ロペデヴェガ)、それに愛チャンピオンS組のシンエンペラーとロスアンゼルス(牡3、A・オブライエン厩舎、父キャメロット)の5頭。これに加えて武豊騎手とのコンビで臨むアルリファー(牡4、J・オブライエン厩舎、父ウートンバセット)と、出走には追加登録が必要ですが、前哨戦のG1ヴェルメイユ賞で牝馬らしからぬ勝負根性を見せたブルーストッキング(牝4、R・ベケット厩舎、父キャメロット)、今シーズン4戦全勝、近3走は中距離G1を3連勝中のマルキーズドセヴィニエ(牝5、A・ファーブル厩舎、父シユーニ)もダークホースとして注目されています。

パリでは今週、雪の降った場所もあったらしく天候は不順。当日の馬場状態が重要なファクターになりますが、やや重までという注釈つきで勝ち馬候補を選べば、やはり上記の人気馬の中からということになりそうです。

筆者は、ソシエ、シンエンペラー、ロスアンゼルス、ブルーストッキングの4頭を有力ともています。

いずれもが勝ち馬に相応しい末脚を備えていて、凱旋門賞でピークを迎える理想的なローテーションが組まれているからです。

(ターフライター奥野庸介)

※競走成績などは2024年9月27日現在