ケンタッキーダービーまで残り1カ月を切って、フルゲート20頭の顔ぶれが、浮かび上がってきました。

4月9日(木曜)現在のケンタッキーダービー・リーダーボードは、フロリダダービーのコマンドメント(150ポイント)を筆頭に、ブルーグラスSのファーザーアド(135ポイント)、アーカンソーダービーのレネゲイド(125ポイント)、サンタアニタダービーのソーハッピー(115ポイント)、ジェフルビーSのフルエフォート(110ポイント)、タンパベイダービーのザプーマ(106ポイント)、サウスウェストSのサイレントタクティック(100ポイント)、ルイジアナダービーのエマージングマーケット(100ポイント)、ウッドメモリアルSのアルバス(100ポイント)、サンフェリペSのポテンテ(100ポイント)がトップの10頭に。

以下、75ポイントのパヴロヴィアン、65ポイントのライトトゥパーティー(追加登録で出走予定)、60ポイントのインクレディボルトとゴールデンテンポ、それに56ポイントのオッティンホまでの15頭は出走ラインに到達しています。

これにロードトゥケンタッキーダービー欧州・中東枠のUAEダービーを制して100ポイントを獲得したワンダーディーンと、伏竜S優勝のダノンバーボンの2頭が日本枠で出走権を持っているため、残る3枠を50ポイントで並ぶクラスプレジデント、スタークコントラスト、アイアンオナー、チーフワラビーの4頭と、ロードトゥケンタッキーダービーの最後のレースとなる4月11日(土曜)のレキシントンS(ダート1700メートル、キーンランド)で上位入着した馬が争うことになっています。

ロードトゥケンタッキーダービー(日本と欧州・中東は除く)には勝ち馬に100ポイント(2着50ポイント)が与えられる重要競走が7つあります。

筆者はそれぞれのレースのその年のレベルの見極めとして、スピード指数の一種であるイクイベース社のスピードフィギュアー(ESF)をチェックすることにしています。

今年はレネゲイドが勝ったアーカンソーダービー(107)ファーザーアドが、後続を11馬身ちぎったブルーグラスS(107)の2つに高い数値がつけられました。

<日付・格・レース・勝ち馬(ESF)2着馬>

3月21日 G3 ジェフルビーS フルエフォート(99)スタークコントラスト

3月21日 G2 ルイジアナダービー エマージングマーケット(96)パブロヴィアン

3月28日 G1 アーカンソーダービー レネゲイド(107)サイレントタクティック

3月28日 G1 フロリダダービー コマンドメント(97)ザプーマ

4月4日 G1 ブルーグラスS ファーザーアド(107)オッティンホー

4月4日 G1 サンタアニタダービー ソーハッピー(100)ポテンテ

4月4日 G2 ウッドメモリアルS アルバス(89)ライトトゥパーティー

数値の高いレースがすなわちハイレベルのレースに直結するわけではありませんが、昨年は107とされたサンタアニタダービーを制したジャーナリズムが本番で2着、2着したバエザは不利な外枠を引きながら3着に食い込むなど予想のヒントとなりました。

ブルーグラスSはワンサイドの競馬になりましたが、アーカンソーダービーについては、上位入線馬の中にダークホースが潜んでいる可能性も捨てきれません。

ファーザーアド、レネゲイドが高く評価されることは当然ですが、距離延長や初コース、それに多頭数など新たに加わる未知の要素を味方に穴をあける馬が隠れているはず。

本番までにここでもう1度、掘り下げてみたいと思います。

(ターフライター奥野庸介)

※レース成績等は2026年4月9日現在