21日(木)、フランスのパリロンシャン競馬場でG1アガ・カーン4世賞(芝1850メートル=旧イスパーン賞)が行われました。
古馬中距離路線の重要レースを制したのは、断然の1番人気に推されたダリズ(牡4、父シーザスターズ)。残り200メートルで末脚を爆発させて昨年の凱旋門賞(芝2400メートル、パリロンシャン)、今季初戦のガネー賞(芝2100メートル、パリロンシャン)に続くG1・3連勝を飾りました。3馬身半差の2着に昨年のG1パリ大賞勝ち馬のルファール、香港のG1クイーンエリザべス2世C3着から臨んだソジーは3着に終わりました。
ダリズの次走はロイヤルアスコット開催(6月17日)のG1プリンスオブウェールズS(芝2000メートル、アスコット)になる模様。ここにはG1ドバイターフ優勝から臨むオンブズマン(牡5、父ナイトオブサンダー)、今季初戦のG3パークSを制したカルパナ(牝5、父スタディオブマン)なども出走を予定していて、上半期の注目レースになりそうです。
香港3冠シリーズ最終戦で、シーズン最後のG1競走となるチャンピオンズ&チャターカップが24日(日)、シャティン競馬場で行われます。
出走は9頭。3冠を懸けて臨むロマンチックウォリアー(セン8、父アクラメーション、C・シャム厩舎)に日本のディープモンスター(牡8、父ディープインパクト、栗東・池江泰寿厩舎)とローシャムパーク(牡7、父ハービンジャー、美浦・田中博康厩舎)が挑戦します。
2月にカタールで行われたG2アミールトロフィー(アルライアン、芝2400メートル)を制したディープモンスターはジョアン・モレイラ騎手とコンビを組み、一昨年のG1ブリーダーズカップターフで2着した実績を誇るローシャムパークは、豪州の名手ヒュー・ボウマン騎手を鞍上に大仕事に臨みます。
先月26日のG1クイーンエリザベス2世カップでマスカレードボール(2着)やソジー(3着)など強豪の挑戦をはね返したロマンチックウォリアーは、ここを勝てば昨年のヴォイッジバブルに続く香港3冠馬に。この距離は3年前のこのレース(ラシアンエンペラーに首差2着)以来で、一抹の不安がないわけではありませんが、陣営は今月3日のG3クイーンマザーメモリアルC(シャティン、芝2400メートル)を逃げ切った同馬主、同厩舎のロマンチックトール(セン5、父ジャスティファイ)を出走させて、ペースメーカー役を託しています。
香港勢は昨年の香港ダービー馬で、前走のG1チャンピオンズマイル(シャティン、芝1600メートル)で首差2着して復活を予感させたキャップフェラ(セン5、父スニッツェル、K・ルイ厩舎)や、クイーンエリザベス2世カップは7着に終わったものの、未知の距離に賭けるナンバーズ(セン4、父ティヴァチ)などが入着候補となっています。
レースは日本時間の午後5時5分にスタートします。
【チャンピオンズ&チャターC(芝2400メートル、シャティン)】
ゲート番(馬番)馬名・騎手・調教師・オッズ・印
1(9)ロマンチックトール Z・パートン C・シャム 21・0倍 △
2(2)ディープモンスター J・モレイラ 池江 7・5倍 〇
3(4)ローシャムパーク H・ボウマン 田中博 15・0倍 ▲
4(1)ロマンチックウォリアー J・マクドナルド C・シャム 1・2倍 ◎
5(5)ナンバーズ K・リョン F・ロー 26・0倍
6(7)ウイニングウイング H・モー K・ルイ 41・0倍
7(8)ジェントルメンレガシー A・バデル A・クルーズ 41・0倍
8(6)カーインジェネレーション A・アッゼニ P・ン 67・0倍
9(3)キャップフェラ C・ウィリアムズ K・ルイ 11・0倍 ☆
(ターフライター奥野庸介)
※レース結果等は2026年5月21日現在



