欧州競馬の上半期を締めくくるG1キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(芝2390メートル)が7月25日(土曜)、英国のアスコット競馬場で開催されます。今年は日本のマスカレードボールとヴェルテンベルクを含む9頭が優勝を争います。

<キングジョージ6世&クイーンエリザベスS>

ゲート番(馬番)馬名(性齢)騎手、前売りオッズ

1(7)ミニーホーク(牝4)W・ローダン 9・0倍

2(3)ランボーン(牡4)W・ビュイック 101・0倍

3(5)ヴェルテンベルク(牡6)O・マーフィー 51・0倍

4(4)マスカレードボール(牡3)C・ルメール 5・5倍

5(2)ゴリアット(セン6)C・スミヨン 11・0倍

6(6)カルパナ(牝5)C・キーン 9・0倍

7(1)カランダガン(セン5)M・バルザローナ 2・63倍

8(8)アクション(牡3)S・レヴィ- 151・0倍

9(9)ベンヴェヌートチェッリーニ(牡3)R・ムーア 5・0倍

5頭立てだった昨年は人気のカランダガンが、先に抜け出した牝馬のカルパナをゴール手前で捉えて優勝、ジャパンカップにつながる快進撃を開始しました。

前売り人気は前走のG1サンクルー大賞(芝2400メートル)を快勝して臨むカランダガン(セン5、父グレンイーグルス)が集め、愛ダービーを制したエイダン・オブライエン厩舎の3歳馬ベンヴェヌートチェッリーニ(牡3、父フランケル)とマスカレードボールがほぼ並びの2番人気。昨年2着の5歳牝馬カルパナ(父スタディオブマン)、昨年の全欧3歳女王で、凱旋門賞でも2着したミニーホーク(牝4、父フランケル)、それに一昨年の覇者ゴリアット(セン6、父アドラーフルク)が、これに続いています。もう1頭の日本馬ヴェルテンブルクはマスカレードボールの帯同馬扱いされて51・0倍と人気がありません。これ以外の人気のない2頭についても紹介しておきましょう。

ランボーン(牡4、父オーストラリア)は昨年の英、愛ダービーを連覇した馬です。しかし、オブライエン調教師は、この馬を長距離タイプと見ていて、あまり良い扱いはされていません。近走は厩舎仲間のサポート役が与えられています。

ランボーンの半弟アクション(牡3、父フランケル)は重賞未勝利。兄か弟のどちらかがペースをつくることになりそうです。

昨年はG1サセックスSを単勝150倍のキラートが逃げ切って優勝、英インターナショナルSでは単勝85倍のバーキャッスルが粘って3着するなど、逃げ馬が絡んだ波乱が目立ちました。ランボーンやアクションが馬券に絡めば高配当は確実ですが…

(ターフライター奥野庸介)

※レース成績等は2026年7月16日現在