フランスの騎手免許を再取得したピエール・シャルル・ブドー騎手(33)が15日、パリロンシャン競馬場の4R(ハンデ戦、芝1800メートル)で勝利を挙げた(騎乗馬はグレイレイン)。同騎手のフランス国内での勝利は21年5月8日(リヨン・パリイ競馬場)以来、1864日ぶり。
ブドー騎手はフランスのリーディングジョッキーに3度(15、16、20年)輝き、16年には欧州の平地年間最多勝記録を更新、19年には凱旋門賞を制した天才ジョッキー。14年には短期免許で来日し、減量苦からブーツを履かずに靴下のみで騎乗したことで大きな話題にもなった。
21年に女性ライダーへのレイプ疑惑で起訴され、フランスギャロから騎乗停止処分、その後、騎手免許を取り消された。フランス国内では騎乗できず、中東のカタールで騎乗していたが、5日に無罪判決が出たことを同騎手の弁護士が発表。フランスギャロに免許を再申請し、13日にコンピエーニュ競馬場で復帰を果たしていた。
フランスの競馬日刊紙「パリチュルフ」電子版はブドー騎手のコメントを紹介。同騎手は「(復帰後)初めて勝利を挙げることができてうれしいです。いい気分です。調教師から(騎乗依頼の)連絡があり、良いチャンスがあると言ってくれたのですが、その通りでした。復帰以来、体調は良好です。トレーニングは怠っていませんが、やはりレースに勝るものはありません。復帰当初は58キロでしたが、今日は57キロでした。早く元の体重とレース感覚を取り戻したいと思っています。私は必ず戻ってきます。そう確信しています」と語っている。

