特一般2Rで、G2史上最高配当の3連単100万2490円が飛び出した。これまでの最高は、07年共同通信社杯(向日町)での3連単96万10円。

レースは坂井洋-諸橋愛-柿沢大貴で先制。諸橋が別線のまくりを止めるためブロックが大きくなり、内にいた柿沢が4角から前に踏んで1着。2位入線の諸橋は押し上げで失格となり、2着に渡辺十夢、3着に中国3番手の竹内翼が入った。

ビッグレース初勝利となった柿沢は「落車と諸橋さんの失格があって、あまり喜べない」と神妙な表情。それでも「この年でビッグレースは初めて。いい経験ができているので明日も頑張りたい」と意欲を見せた。

なお、今回の高額配当はG1を含めたビッグレースでは、09年SSシリーズ風光る(岸和田)の3連単139万10円、17年競輪祭(小倉)の同117万4990円に次ぐ3番目の記録。史上最高配当は06年9月奈良F2の476万700円。