解析料理

空中戦でひ弱さ露呈 パスワークも寸断/解析料理

<キリンチャレンジ杯:日本1-4ベネズエラ>◇19日◇パナスタ

日本対ベネズエラ 前半、ヘディングで競り合う橋本(左)(撮影・河野匠)
日本対ベネズエラ 前半、ヘディングで競り合う橋本(左)(撮影・河野匠)

日本代表の歴史的大敗の理由をサッカー分析会社「データスタジアム」のデータを基に検証した。前半だけで4失点した19日のベネズエラ戦。象徴的だったのが空中戦の勝率の低さだった。8勝24敗、勝率25%は森保ジャパン25試合でワースト。高さ勝負を挑まれて逆転負けした18年W杯ロシア大会ベルギー戦(2-3)の35%を下回った。日本の課題の1つである空中戦でひ弱さを露呈した。

身長186センチの屈強なFWロンドンにハットトリックを献上。前半8分には左からのクロスをヘディングで決められた。DF佐々木が簡単に競り負けた。ベネズエラとは昨年11月にも対戦(1-1)したが、前回対戦時の空中戦は16勝22敗、勝率42%。DF吉田と冨安が奮闘し、ロンドンとの競り合いでも3勝3敗の五分の成績だった。それが今回は同じ相手に1勝7敗と大きく負け越した。

こうした対人プレーで劣っただけでなく、日本の特長であるパスワークも寸断された。インターセプトされた回数は森保体制ワーストの8回。相手は出足鋭く、奪ったボールを素早くサイドに展開した。クロスの成功率は日本19%に対してベネズエラは42%。日本は強みを消された上に弱点を突かれ、国内戦では96年ぶりに前半だけで4失点を喫し、敗れた。【石川秀和】

日本対ベネズエラ ベネズエラに完敗し、厳しい表情の柴崎(右から2人目)らイレブン(撮影・前田充)
日本対ベネズエラ ベネズエラに完敗し、厳しい表情の柴崎(右から2人目)らイレブン(撮影・前田充)

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