東アジアE-1選手権に臨む男子日本代表合宿が4日、都内でスタートした。今回の招集メンバーは国内組。左脇と左足首の痛みを訴えているFW杉本健勇(セレッソ大阪)は、全体練習のランニング1周目でリタイア。離脱の可能性が高く、出場は厳しい状況だ。この日は回復メニューが中心で、ランニングのほかボールを使ったフィジカルメニューで調整した。

 追加招集されたFW川又堅碁(ジュビロ磐田)は3日夜、所属チームの選手だけの打ち上げ中に強化スタッフから電話を受け、メンバー入りを知らされた。強化部スタッフから着信履歴が2件残っていた後に電話に気づいたことを明かし「自分が、何かやらかしたかと思いました。まじ、焦りました」と苦笑。今回の招集を聞き「いきなりだったから自分もビックリした。でも、チームメートに自分の口から伝えることができて良かった」と振り返った。

 2年4カ月ぶりの代表復帰で、この日はハリルホジッチ監督から「サッカーやっていたのか」とジョークで復帰を祝福? されたという。川又は「ちょっとのチャンスも逃さないようにしたい。出る時間も分からない。出場1分でもチャンスを決められるようにしたい」と手にしたチャンスをものにする覚悟だ。