日本がFW大迫勇也のゴールで中国を下し、この最終予選初勝利をおさめた。

MF柴崎岳(29=レガネス)は、0-1で敗れた初戦のオマーン戦に続き、ボランチでフル出場。試合後の柴崎の一問一答は以下の通り。

 ◇   ◇   ◇

-オマーンの敗戦からこの試合に臨むまで、どういう気持ちの準備をして、今日はどう出せたか

1戦目は、自分たちのパフォーマンスの低さから負けてしまい、僕個人としても、チーム全体としてもかなり重く受け止めて、なんとか挽回していこうという雰囲気の中、中国戦までの準備期間で、非常に練習から緊張感だったり雰囲気というのが、オマーン戦とはまた違ったものにもなりました。いい方向に向いたのかなと思います。敗戦を受け入れて、しっかりと中国に対して向かって勝利を勝ち取っていくというメンタリティーは、今日の試合で出せた部分はあるかと思います。

結果はついてきてはいますが、個人的には1戦目の自分たちの失態を取り戻す最低限の結果だったと思います。またこれを続けていかないと、意味のないものになってしまう。今日の試合は、個人的には1戦目のこともありますし、そこまでうれしい気持ちにはなれなかった。気を引き締めて、また10月に向けて、個人的にもパフォーマンスを良くしていきたいと思います。

-10月のサウジアラビア、オーストラリアとの2連戦は、今回の準備をスタンダードにしないといけなくなる。雰囲気づくりだったり、引き続き心がけたいことは

その2カ国とは10月に対戦する。1つターニングポイントになるかなと。ここで勝つか負けるか、もしくは引き分けるか。いろんな結果で、今後、大きく変わってくると思います。先ほど、チームとしても「本当に10月は大事なものになる」と話していたので。個人がより重く受け止めて準備しないといけない。中国戦の準備からの部分をスタンダードにしないといけないし、もっと、よりよくしていかないといけないと思うので。

この勝利に浮かれず、まだまだ自分たちは厳しい立ち位置にいるんだということを自覚して、10月シリーズに向かいたいと思います。

-中国が後半に圧力をかけてきた。どういうところを心がけていたか

個人的に意識していたのは、テンポが速すぎて起こりうるカウンターの応酬、そういう展開は避けたかった部分でもある。自分にボールが入ったところでは、落ち着けるところは落ち着いた展開に戻そうと思っていた。ボールを保持する時間を少しでも長くできれば、攻撃を食らうことはないので。そこは落ち着いて、ボールを単純に失わないように、心がけていた部分は、後半は特にありました。

-各選手が準備の部分でうまくいったと。具体的にどういう部分か

1戦目から2戦目、準備期間の長さは実際にありましたし、試合に向けての練習の量は時間を持てた。そういう部分で、より具体的に「こうしていこう」という部分を落とし込めたというところもある。単純に選手のピリっとした意識が1戦目、2戦目の準備の部分で少し変わったかなと思います。

-リードした後半。2点目を取りたかったと思うが、リスクを小さくしたかったことは、前の選手に伝えたか

あまりこう、2点目を取りに行くことで食らうリスクは考えなかった。できるだけ、個人的には丁寧に攻めていきたかった。例えば、トランジションの部分で、自分たちが数的不利で攻めようとしても、なかなか難しいことがある。そこは横パスを入れて、サイドに展開して時間をつくることもやらないといけなかった。

実際そういうシーンも少なからずあったと思います。2点目欲しかったのは事実ですけど。具体的な声かけよりは、自分がボールを持ったときのアクションで伝えようとは思っていたので。そういった意味では、少しドリブルを織り交ぜたりとか、自分があまりはたかずにキープして時間をつくっていく部分は、少し、意識していたのかなと思います。

-今後の最終予選はコロナ禍で制限もある。守田選手が日本への帰国が間に合わなかったり、ドーハは検査に時間がかかって初日の練習ができなかった。制限をどう受け止め、どんな覚悟を持ってこの先に向かっていくか

覚悟といいますか、いろんな事に対して一喜一憂といいますが、メンタリティーが上下してはいけない部分もあるかと思います。こういう状況下で、不便な部分、自分たちにとってあまり快適じゃない時間を過ごさないといけない部分は出てくるとは思いますが、それは言い訳にならないと思っています。

ちょっと特殊な状況下ではありますが、どの国もある程度同じような水準。ホームで開催できない国もある。何も言い訳にせず、自分たちの置かれた状況にしっかりと対応するのは、大事なことだと思います。