「世界のMITOMA」から3発が生まれた。MF三笘薫(26=ブライトン)は、まず先制点につながるファウルを誘い、さらにMF久保の得点をアシスト。最後はMF堂安の得点もお膳立てした。
新たに背番号「7」を背負う男は、開始10秒のファーストプレーでいきなり沸かせた。DF板倉からのロングボールを胸トラップすると、ドリブルを開始。歓声が上がる中、ペナルティーエリア手前でファウルを受け、そのFKをDF谷口が頭で決めた。「状況を判断して、スペースがあったのでうまくファウルをもらうことができた。得点につながったのは良かった」と冷静に振り返った。
前半25分には久保のゴールをアシスト。久保の代表弾2発は、ともに三笘から。同44分にはカットインからシュートを放ち、そのこぼれ球を堂安が押し込んだ。
プレミアで活躍しても変わらなかったことがある。帰国後、古巣川崎Fの新施設「フロンタウン生田」を訪れた。地域住民にも一般開放しており、突然の登場に騒然となったという。そこで手を振るなど、子どもから大人まで気さくに対応した。変わらない人柄にスタッフは心打たれた。心優しいスターが、森保ジャパンにW杯後初勝利をもたらした。【佐藤成】

