日本サッカー協会の霜田強化担当技術委員長は3日、原則23歳以下で争う男子の日本代表が出場するリオデジャネイロ五輪で、3人まで招集できる24歳以上のオーバーエージ(OA)枠使用に前向きな姿勢を示した。東京都内で取材に応じ「勝つために必要であれば使った方がいい」と話した。

 アジア最終予選は23人で戦ったが、本大会の登録は18人。メンバー生き残りに向けて「この年代に一番必要なのは所属クラブで試合に出ること。Jリーグでどれだけレギュラーを取るか」と競争を期待した。さらに若い世代についても「高卒でJリーグに入っていきなりブレークし、手倉森監督の目に留まる選手がいてほしい」と台頭を望んだ。