横浜MF斎藤学(25)が28日、横浜市立名瀬小学校で5、6年生約180人を対象に「食育教室」を開講した。

 同校は文部科学省委託「スーパー食育スクール」の指定校として、企業や生産者等と連携し食育の充実を図っている。

 斎藤はサッカーを始めてからプロになるまでの道のりでの成功や挫折経験を通して、夢を持つことの大切さを語った。小学生の頃には「お菓子を食べないこととジュース(炭酸)を飲まないことを決めていた」と節制ぶりを明かし、生徒は驚いた様子だった。現在でも読書をし、独自で栄養の取り方を学ぶことで管理を徹底している。

 斎藤は14年ブラジルW杯を最後に代表からは遠ざかっている。「(18年)ロシアW杯に行くために、もう1回代表に戻るのでみんなも夢に向かって一緒に頑張りましょう」と新たな目標を掲げ、児童にエールを送った。