来季J2の山形が23日、同市内でサンクスイベントを行った。高橋節社長(65)を始め、石崎信弘監督(57)や選手、コーチ、サポーター約250人が参加した。来季3年目の指揮を執る石崎監督は「J1残留はかなわなかったけど、自分に何ができて何ができなかったが理解できたと思う。さらに強いチームをつくって、J1にまた挑戦していきたい」と決意表明をした。GK山岸範宏主将(37)も「降格したからといって、立ち止まっているわけにはいきません。石崎監督の下、選手一丸となって頑張っていきます」と話した。

 高橋社長は開会の辞で経営面について言及した。「会社化2年目の今季も大きな黒字を出せると確信しています。今年の黒字を来季、継続性のある取り組みにつなげていきたい」と話した。1年でのJ1復帰に向けて、再スタートを切る。