G大阪長谷川健太監督(50)が7日、宮崎合宿を打ち上げ、仕上げモードに入った。1月18日から7日間の沖縄1次合宿、同31日から8日間の宮崎2次合宿を行い、16年シーズンの幕開けに向けて準備を行ってきた。

 指揮官は「(チームの状態は)ぼちぼちかな。まだ確認の最中。(ゴール前で)フィニッシュのところ(の精度)がまだ上がっていない。最後のクオリティー、コンビネーション、個の力。パワーを使うところで迫力に欠けている」と課題点を挙げた。

 14日にはプレマッチで名古屋と新本拠地となる市立吹田スタジアムのこけら落としで対戦する。MF阿部浩之(26)は「キャンプでケガしない体力づくりはできた。あとは名古屋戦で連係とか微調整できたら」。

 長谷川監督も「チームとして、個人として(名古屋戦で)もっと迫力を出していければ」とうなずいた。