G大阪MF遠藤保仁主将(36)が新スタジアム初戦を白星で飾る。

 13日、今季から使用する市立吹田スタジアムで非公開練習を行った。14日の名古屋とのプレシーズンマッチは新本拠地のこけら落とし。ピッチ状態を確認し「悪くない。良かったですよ」と問題はないようだ。

 昨秋完成した約4万人収容のサッカー専用スタジアム。J屈指の本拠地の初戦に主将は「お客さんも入るので雰囲気は全然違うでしょうし、楽しみ。いいゲームをして、しっかり勝ちたい」。DF丹羽も「今まで4万、5万人入るとなればアウェーしかなかった。それがホームでできるので、どういう雰囲気になるのか楽しみ」と気持ちを高ぶらせた。

 G大阪は20日の富士ゼロックス・スーパー杯、24日のACL水原(韓国)と開幕までにも重要な公式戦が続く。沖縄1次合宿、宮崎2次合宿の実戦形式では得点力不足が露呈した。

 遠藤は、最後の調整となる一戦に「たくさん点を取って、ゼロで抑えることしか考えていない。新加入選手もミスを怖がらないでプレーできるように、全員でサポートしたい。(戦い方の)ベースとなるところのクオリティーをさらに上げていきたい」と意気込んだ。