日本サッカー協会は12日、東京都内で常務理事会を開き、副会長でもあるJリーグの村井満チェアマンが2020年東京五輪へ向けた強化のために、英パフォーム・グループと来年から結んだ10年で約2100億円の巨額契約の一部を投下する考えを示した。出席者によると、協会と合同でプロジェクトチームを立ち上げる検討を始め、具体的な強化策を講じていく。

 原則23歳以下で争う東京五輪の対象となる若手の多くがJリーグに所属しており、代表チームを管轄する日本協会だけでなくリーグも若手育成へ積極的に投資する。