G大阪が主力2人の流出危機に陥った。MF阿部浩之(27)が川崎Fへ、MF大森晃太郎(24)が神戸へ流出する可能性が15日、出てきた。2人ともG大阪との契約は今季限り。

 今季24試合3得点の阿部は、関学大卒で入団5年目。14年には30試合7得点で3冠獲得の立役者となった。大森はG大阪下部組織出身の生え抜き。今季は25試合3得点で、宇佐美の移籍後は左MFの穴を埋めた。G大阪は来季の新戦力として日本代表FW小林悠(川崎F)の獲得を目指しているが、交渉は難航している。それに加えて攻撃的MF2人が一気に流出となれば、来季の戦力は大幅ダウンとなる。