セビリアからC大阪に復帰した日本代表MF清武弘嗣(27)が、合流3日目で“先発デビュー”を果たした。中盤の左サイドで出場。前線は柿谷と杉本の2トップで、右サイドには水沼が入る布陣。前半9分に清武から杉本とつなぎ、最後は柿谷がシュートまで持ち込んだ。同34分には清武が自らボレーシュートを放つも枠外。その直後には、清武-柿谷-山口と細かいパスから決定機を演出した。

 同43分には左サイドの低い位置から、前線の柿谷へドンピシャのロングパス。1本のパスで相手を崩して見せた。後半からは柿谷が外れ、清武がトップ下へ。同16分まで計61分間プレーした。

 清武は「楽しかったですし、やっとまたセレッソの一員になれた。いい感じでやれた場面もあれば、改善すべき場面もある。最初の試合ということで、みんなが気を使って常にボールを触らせてくれたから、やりやすかった」と語った。