首位セレッソ大阪が浦和を粉砕し、4連勝を飾った。

 FW杉本健勇(24)が前半6分に右足、続く8分に頭で2点目を決める速攻劇で流れを引き寄せた。「試合前に『立ち上がりに点を取ろう』と話をしていた。その通りになった」。前半で一気4得点の流れを作ったが、その後の絶好機に決められずハットトリックを逃した。「そこが自分の課題。あれだけ早い時間に2点取ってたら、あと1点、ハットトリック決めたかった。欲が出ることで冷静に前を見られていない。もっと冷静に判断しないと」。

 自身J1初の2桁10得点にも反省は忘れず。「しっかり決めるところで決めていきたい」と悲願初Vへけん引する意欲を示した。