セレッソ大阪が名古屋グランパスに競り勝った。

 前半6分、FWリカルド・サントス(30)の縦パスに、走り込んできたMF福満隆貴(25)が右足で蹴り込み先制ゴール。その1点を総力で守り抜いた。

 ルヴァン杯でも抜群の相性を誇るコンビ。その動きだしから、福満は瞬時に予測した。「リカが前向いた時にスペースが空いたんで、信じて走って、最後は決めるだけでした」。まさにあ・うんの呼吸だった。

 尹晶煥監督(44)も「最大限の能力を発揮してくれた」と絶賛した。ルヴァン杯組で先発メンバーを固めた勝利に福満は「(ルヴァン杯組で)勝ちたい気持ちが強かった。その部分が出たと思う」と誇らしげだった。