横浜F・マリノスはアウェーでセレッソ大阪と引き分け、今季の手応えをつかんだ。前半17分にサイドバック(SB)の山中亮輔(24)が中に絞り、フリーになったところで左足を振り抜くミドルシュートで先制ゴールを突き刺した。「SBに求められる役割が普通じゃないというか、新しいチャレンジ。中に入っていくことでゴールが生まれたように(ポステコグルー)監督を信じてやっていきたい」。

 守備ラインを上げ、前線からプレスをかけていく戦術も機能した。25日に40歳の誕生日を迎えたDF中沢佑二は「1-0で勝っていても引くことなく、攻撃的な守備。手応えは今日で確信になったんじゃないか」と前向きだった。