J1磐田のU－22日本代表DF大南拓磨（21）が24日、26日のルヴァン杯プレーオフ第2戦・札幌戦（午後7時、札幌厚別）でのフル回転を誓った。

先発すれば、準優勝に貢献したトゥーロン国際大会（フランス）から帰国後初。同大会で全5試合にフル出場し、得点も記録した若きDFは「反省も多かったけど、充実した期間でした。状態も良いです」。言葉通り、この日もフルメニューを軽快に消化。代表での勢いをチームに還元する構えだ。

19日の札幌とのホーム第1戦で、チームは決定機を量産しながら1－2で敗れた。2011年以来8年ぶりの8強進出には、第2戦で2点差以上が必要。ただ、この試合で3点以上挙げれば、アウェーの得点数で札幌を上回り、1点差勝利でも勝ち抜けになる（2－1の場合は延長戦）。大南は「無失点に抑えなければ突破は難しくなる。チャンスがあればゴールも狙っていきたいです」と言葉に力を込めた。【前田和哉】