C大阪本拠長居でドローン薬剤散布実験 コロナ対策

セレッソ大阪の本拠地ヤンマースタジアム長居(大阪市)で、新型コロナウイルス対策の実証実験が行われることが5日、分かった。

10日に同会場で小型無人機「ドローン」を使用して会場全体に薬剤を散布。新型コロナ対策を含め、消毒、除菌、抗菌などの実証実験を行い、ウイルス全般の予防対策の1つにする。

実験を担当するドローン販売会社「協和産業」(大阪市)は「これほど大規模な屋外施設でのドローンによる実験は、日本では聞いたことがない。観客の安心、安全への力になりたい」と説明する。5月には、屋内施設の丸善インテックアリーナ大阪で同様の実験を実施した。

当日は農薬散布に用いられるドローン1台を使い、4万7000席以上ある国内屈指のスタジアムに、座席から1・5~3メートル離れて薬剤を噴射。手すりの裏側など行き届かない部分は人が行うが、ドローンの活用で人件費、時間など大幅削減になる。薬がコーティングされた座席などには、菌などが付着しにくい状態になり、効果は1~2年期待できるという。C大阪側も7月4日のJリーグ再開に向け、実験当日は現場に立ち会う。【横田和幸】