2010年のW杯南アフリカ大会で16強入りした日本代表で、ともに主力として共闘した東京ヴェルディのFW大久保嘉人(38)とジュビロ磐田MF遠藤保仁(40)が、J2の舞台で初対戦した。

大久保は1トップで、遠藤はボランチで先発。大久保は前半43分に得意のぶれ球のミドルシュート。枠内に飛んだがGKに阻まれた。ロスタイムにもミドルシュートを狙ったが、GKにキャッチされた。攻撃の組み立ても含め、見せ場はつくったが移籍後初ゴールはお預け。後半14分に交代した。

一方の遠藤は、縦パスや前方への浮き球パスでゲームをコントロール。後半24分で交代した。大久保は戦前「ヤットさん(遠藤)が入ったのは楽しみ。最近シュートが打てていない。シュートを打ちたい」と話していた。枠内に2本のミドルを打ち、ゴールにも近づきつつある。