鹿島アントラーズが横浜F・マリノスに勝利して、暫定3位に浮上した。2位の横浜は、14試合ぶりの敗戦となった。

前半15分、鹿島GK沖のフィードが右サイドのMF土居に渡ると、土居のクロスにMF荒木がヘディングで合わせて、鹿島が先制した。

続く30分には、鹿島がカウンターで追加点を奪った。MFディエゴ・ピトゥカが自陣から前線まで運び、スルーパスを受けた東京五輪日本代表FW上田が、右足アウトサイドでゴールを決めた。上田は横浜とのリーグ戦において、プロデビュー後全5試合で得点を決めている。

後半は両者中盤での攻防が続き、なかなかシュートを放てなかった。14分に途中出場の横浜MF水沼が決定機を迎えたが、鹿島GK沖がひざでセーブして得点を許さなかった。