新リーグ第1号で名を刻め! サッカー女子のプロリーグ「WEリーグ」で初代王座を目指すINAC神戸が12日、本拠地ノエスタで大宮との開幕戦に臨む。試合開始は、プロの試合としては異例の午前10時。ABCテレビで生放送(関西ローカル)も予定される。7日、神戸市内での練習後に、MF伊藤美紀(25)は「最初のシュートでチャンスがあれば決めたい。絶対にうちのチームが先制ゴールを取りたい」と記念すべき初得点を意識した。
朝は早いが、舞台は整った。当日、他会場は午後1時半以降の試合開始。必然的に先制点が新リーグ1号となる。28年前の93年、Jリーグ第1号はV川崎のマイヤーだった。今季就任した星川敬監督(45)は当時高校生。旧国立競技場の観客席で歴史的瞬間を見たという。選手には「『WEリーグの開幕戦』。他とは違う」と試合の価値を伝え「ファーストゴールと勝利を自分たちのチームから出したい」と力強く宣言した。
今週は練習開始時間を午前9時に設定。9日には天然芝の神戸ユニバー記念競技場へ出向き、当日と同じ行動で“早起き対策”も抜け目ない。かつてOG澤穂希さん(43)とボランチで共闘した伊藤は「初代チャンピオンになって、リーグを盛り上げたい」。主役の座は譲らない。【松本航】
◆WE(ウィー)リーグ 「Women Empowerment League」の略。マイナビ仙台、三菱重工浦和、大宮、ちふれ埼玉、千葉、日テレ東京V、ノジマ相模原、長野、新潟、INAC神戸、広島の11クラブが参戦。海外リーグと同じ秋春制を採用し、今季は22年5月までホーム&アウェーの総当たりリーグ戦(全22節110試合)を実施。統一契約制度を導入し、1チーム15人以上のプロ契約(A契約5人、B・C契約10人以上)義務化。初年度優勝賞金はJ2と同じ2000万円。初代チェアは岡島喜久子氏。



