清水エスパルスは7-1でいわきに大勝し、2位を死守した。前半、MF中山克広(27)の2得点などでリードを奪うと、後半もさらに4得点。9ゴールを挙げた5月の前回対戦と合わせ、2戦16得点と格の違いを見せつけた。
再びのゴールラッシュだった。前半11分、自陣からのロングパス1本で中山が抜け出し、右足で先制点。同30分にはゴール前のこぼれ球を押し込み、自身2点目を奪った。中山は「試合の入りがよくなかった中で、カウンターから取れたことはチームに勢いをもたらすことができた」。前回対戦でプロ初のハットトリックを達成した背番号「11」のゴールが口火になった。
2点リードで折り返した後半も攻撃の手を緩めず、さらに4得点。秋葉忠宏監督(48)は「点差ほど楽なゲームではなかった」と振り返ったが、個々の局面で相手を上回った結果がスコアにつながった。複数得点は4試合ぶりで、今季先制した試合は20戦負けなし(17勝3分け)。先手を取れば1度も負けない「必勝パターン」で相手を寄せ付けなかった。
次戦以降はホームでの2連戦となる。中山は「多くのサポーターにまた後押しをしてほしい」と共闘を呼びかければ、指揮官も「1つの隙も見せずに戦っていく」と口元を引き締めた。残り3試合。目標のJ1昇格がはっきりと視界に入ってきた。【神谷亮磨】



