サンプドリアは前半にデフレルが2ゴール。後半30分にはクアリアレッラが右からのクロスに対し、ペナルティーエリア内でゴールを背にしてジャンプ、右足ヒールで見事にシュートし、ダメ押し点を決めた。

古巣相手のゴールのため、喜びのパフォーマンスはしなかった。

3日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると、クアリアレッラはセリエAで通算128ゴール目、過去にプレーした多くの古巣を相手にゴールしたのは31回目となった。「間違いなく私の最も素晴らしいゴール3本のうちの1本だった。普通に蹴ったらゴールできないだろうと思ったので、ヒールで蹴ってみた。それがうまくいった。自分らしいゴールが長いことできていなかったので、満足感は大きい」と話した。

ナポリのアンチェロッティ監督は「状況ははっきりしている。これまでの2試合と同じスタートの切り方だった。ただ前の2試合は逆転できたが、今回はそれができなかった。前半は戦う姿勢がひどく、相手にプレゼントしてしまった」と話したという。