DF長友佑都(32)が所属するトルコ1部ガラタサライは、ホームで勝ち点で並んでいたバシャクシェヒルとの首位攻防戦を2-1で制し、2季連続22度目の優勝を果たした。

残り1試合で勝ち点3差だが、直接対決で1勝1分けと上回った。長友は左サイドバックでフル出場し、妻の愛梨夫人と1歳の息子の前で勝利の美酒に酔った。

勝った方が優勝の大一番で、長友は最後まで諦めない闘争本能を見せつけ、昨季に続く優勝に貢献した。前半に対人の競り負けから先制点を許したが、後半に同点となるCKを獲得するなど活躍した。今季は肺気胸や膝の負傷で離脱する苦しい時期も過ごしただけに「昨季も優勝したが、また違ううれしさがある。1年間、長かったという意味で、熱いものがこみ上げてきましたね」と振り返った。1歳の長男を抱きながら優勝セレモニーに参加し「息子と一緒に祝えるのは格別。家族の支えがあって、今の自分がいる。感謝いっぱいです」と笑顔で話した。(オルムシュ由香通信員)