アトレティコ・マドリードに所属するポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(20)の負傷が6日、クラブの公式サイトで発表された。

検査の結果、足首の外傷性による骨髄浮腫と診断され、復帰時期は明かされていないが、7日にアウェーで行われるスペイン1部リーグ第35節セルタ戦の欠場が確実視されている。

具体的にいつ負傷したかは伝えられていないが、3日のマジョルカ戦でピッチを退いた後、足首をアイシングする姿が目撃されている。

スペイン紙マルカによると、ジョアン・フェリックスにとって今回の怪我は今季4回目。1回目は昨年10月のバレンシア戦で足首を捻挫しリーグ戦4試合、欧州チャンピオンズリーグ(CL)2試合に欠場した。2回目は今年1月のレガネス戦で右足を負傷しリーグ戦3試合、欧州CL1試合に出場できなかった。そして3回目は今年5月の練習再開後に左膝を捻挫し、通算10試合を欠場している

そのためセルタ戦は今季11試合目の負傷欠場となる。一方、ベンフィカ・リスボンでプレーした昨季は2018年10月に足首を負傷し3試合を休んだだけだった。

ジョアン・フェリックスは昨夏のスペインの移籍金最高額となる1億2720万ユーロ(約152億6400万円)でAマドリードに入団した。今季の公式戦成績は34試合、2417分間出場、8得点3アシスト。一方、ベンフィカ・リスボン時代の昨季は43試合、2866分間出場、20得点11アシストと、今季を大幅に上回る素晴らしい成績を残していた。

(高橋智行通信員)