久保建英、フランシス・コクランに続き、ビリャレアルに入団したスペイン代表MFダニ・パレホ(31)が14日、入団会見を実施した。スペイン紙マルカ電子版がその模様を伝えている。

パレホは「ここにいられること、ビリャレアルファミリーの一員になれたことに誇りを感じている。僕はもうここにはいない選手たちと大の仲良しで、彼らはこのクラブのことをとてもよく話してくれる。ビリャレアルがとても親しみやすく、丁寧に接してくれるので、僕が気持ちよく過ごすことができると教えてくれた。素晴らしいチームを作るために多大な努力が払われているし、素晴らしいものを目指し戦うための素晴らしい監督がいる。僕はこのユニホームを着るたびに、ビリャレアルのために全力を尽くすつもりだ。正面から取り組み、何が何でもこのクラブの力になりたいと思っている。僕たちは素晴らしいシーズンを送れると思う」とあいさつした。

元バレンシアの選手であることについては「僕の過去は僕の過去であり、誇りに思っている。しかし今、他のことについて話すのは失礼なので、現在と未来について話すよ。僕にとって大事なのは、自分たちが重要なことを成し遂げられるシーズンを送るために、しっかりと準備することだ」と返答した。

ビリャレアルとバレンシアが近いことについては「家や家族に変化のない近さは僕にとって最高だ。スポーツ面の特徴など、多くの面でビリャレアルが最初の選択肢だった」と明かした。

今季の目標については「素晴らしい1年を過ごし、ビリャレアルが欧州カップ戦を戦えることを願っている。簡単ではないが、僕たちが決勝戦を戦い、タイトルを勝ち取れることを願うよ。また来年6月には欧州選手権があるので、スペインを代表することが個人レベルでの最も大きな目標だ。今季は多くの刺激と大きな希望がある」と意気込みを語った。

バレンシア時代のことで批判されたマンチェスター・シティに移籍したフェラン・トーレスについては「何もない。フェランは僕ができる限りサポートしようと努めてきた素晴らしい選手だ。携帯のメンバー内のグループで彼は別れを告げていた。僕は彼を祝福するし、幸運を祈っている」と答えただけだった。(高橋智行通信員)