欧州リーグ(EL)が21日(日本時間22日)に各地で幕を開ける。ブライトンMF三笘薫(26)リバプールMF遠藤航(30)ら多くの日本人選手が出場。注目プレーヤーへの期待を、元日本代表DF伊野波雅彦氏(38)が語った。
ELの1次リーグB組に入ったブライトン三笘は、初の欧州舞台に挑む。今季はプレミアリーグ開幕から5試合連続で先発し、1得点3アシスト。チームも4勝1敗と好スタートを切った。昨季の主軸MFマクアリスターがリバプール、カイセドがチェルシーに移籍した影響を最小限にとどめている。
伊野波氏 ブライトンはデゼルビ監督の戦術にも興味があったので昨季から注目して試合を見ていました。三笘選手は昨季、警戒されて得意の1対1で勝負する形を作りにくくなっていた時期があり、その際、試合中でもゲームが止まると監督と会話していました。対応策を話していたのではないでしょうか。その経験から、相手が食いついてきたらパスを出す、1対1ができたら勝負するという割り切り、判断の整理ができてきた。無駄なく、ボールも失わず、怖さが増したと思います。プレミアリーグ2年目でマークがきつくなる中、開幕から緩急がずばぬけているドリブルで突破でき、キーパスも出せている。欧州トップレベルで、30~50メートルの距離をドリブルで引っ張れる日本人は今までいなかったと思います。
E組のリバプールにはMF遠藤がリーグ開幕後に加入した。既にリーグ戦3試合に出場。1試合に先発した。昨季限りでチームを去ったファビーニョ、ヘンダーソン、ブライトンから獲得を目指しながらチェルシーに移籍したMFカイセドらと比較される難しい立場ではある。
伊野波氏 遠藤選手はファビーニョやヘンダーソンと比べると、より守備面でつぶせる選手です。つぶして(パスを)渡すというタイプ。チームに遠藤選手と同じタイプの選手が少ないし、クロップ監督も遠藤選手の特徴、できることとできないことを理解しているはず。リバプールくらいのチームはスカウト網がしっかりしていて、獲得する以上、選手の特徴だけでなく、チームに加わった際にどういかせるかまで事前に考えていますから。テクニカルなマクアリスターなどと絡むと遠藤選手の特徴が出てくると思います。あと、カイセドはチェルシーでは今のところ、あまり良くないですよね(笑い)。
◆放送 CLはWOWOWが1次リーグから決勝まで独占放送、全試合ライブ配信。欧州リーグ(EL)は注目試合を生放送、ライブ配信する。

