【ヒューストン(米国)26日(日本時間27日)】日本代表が29日に決勝トーナメント1回戦のブラジル戦を戦うヒューストン・スタジアムに、一足早く潜入した。
ヒューストンのダウンタウンから車で約20分の場所にある試合会場は、NFLヒューストン・テキサンズの本拠地で、ロデオの大会にも使われている大型スタジアム。総工費3億5200万ドル(当時のレートで約370億円)で20年に竣工。今回のW杯での収容人数は6万8777人となっている。周辺にはかつてMLBヒューストン・アストロズの本拠地だった「アストロドーム」や、バスケットボールなどに使われる「NRGアリーナ」などスポーツ施設が並んでいる。
試合が行われるスタジアムは、NFLの本拠地としては初めて開閉型を採用されたという屋根がある。日中35度近くまで上がるこの時期での開催となるため、屋根は閉じられ、空調が効いた快適な環境で試合が行われる。全体が屋根に覆われているため、日本が1次リーグ第1戦と第3戦を戦ったダラスと同じように、歓声は反響しやすい。
普段は人工芝のピッチが敷かれているスタジアムだが、今大会の規定により、既存の人工芝の上に天然芝が敷設されている。そのため芝の根付きに問題が出るのではないかとも不安視されていたが、現状では大きな損傷は見られず。同会場では次戦までに16日間で6試合行われることになるが、プレーに直接影響が出るような状態ではなかった。
26日に行われた1次リーグH組のカボベルデ-サウジアラビアでは、ほぼ満員の6万8278人が詰めかけた中で、初出場のカボベルデが引き分けて2位突破を決めるという歴史的な日になった。この場所で3日後に行われる大一番で、日本がブラジルを撃破し、熱狂的だったカボベルデサポーターに負けないほどのお祭り騒ぎとなることが期待される。【永田淳】


