日本代表の森保一監督(57)が世界一の可能性を語った。W杯北中米大会決勝トーナメント1回戦でブラジルに敗れて2日に帰国。都内で会見に臨み、報道陣159人の前で「この成長を続けていけば、未来は必ず世界一を取れる」とした。続投の可能性がある自身の進退について保留した。すでに続投路線で会話をしたことを認めている日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖(49)は戦いぶりを高く評価しつつ、正式な手順を踏む必要性を示した。

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森保監督は、2期8年の区切りに、頂点に手が届く手応えを口にした。「この成長をしっかり続けていけば、未来、必ず世界一をとれる。そういう日が来ると戦いの中で感じることができました」と力を込めた。

22年カタール大会後、常にベストを尽くして取り組んできた。特にこの一年は周囲が心配するほどのハードワークで本大会まで駆け抜けた。「今の心境は、自分に対してはめちゃめちゃ本当にもう悔しくて残念な思いです」。活力はまだ残っていることを示唆した。

自身の采配でチームを勝たせられなかったことが心残り。日本から過去一番の反響を感じていたからこそ「もっともっとたくさんの日本の活力となる試合を、勝利をお届けしたかった」との思いがこみ上げた。

一方で自身の去就については多くを語らなかった。今後について「少し休んで、そこからまずは大会の振り返りをしっかりとしなければいけないかなと思っています。今決まっているところはそこまでです」とした。

監督自身の意向とは別に、協会はすでに3期目への方針を固めている。1日夜に米ヒューストンで取材に応じた宮本会長は、森保監督と続投に向けた会話をしたのか、と問われると「そうですね」とはっきり認め「やっぱり、そういった準備もしていかないといけないので」と明らかにした。 代表監督の選定には必要な手順があるため、簡単には決められないが、臨時で開かれた強化部会でも森保ジャパンの戦いぶりについて高く評価する声が上がったという。宮本会長も「日本の力をしっかりと発揮してくれた」と太鼓判を押した。

MF三笘やMF南野ら主軸を欠きながらオランダやスウェーデンと対等に渡り合い、チュニジアには大勝。本気のブラジルには惜敗したが、その経験値は日本サッカー界の大きな財産となった。