サッカーのイングランド代表のトーマス・トゥヘル監督(52)が「高地対策としてバイアグラを使用する」という5日までの英国内の報道を否定した。

イングランドは日本時間6日、FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会の決勝トーナメント2回戦でメキシコと対戦する。メキシコシティは標高2000メートル超の高地で、対応が求められる。

バイアグラはED(男性機能障害)を改善する薬だが、肺の血圧を下げ、高地で感じる疲労感やめまいを軽減する効果があり、しかも世界アンチ・ドーピング機構(WADA)の2026年版禁止物質リストには掲載されていないため、試合で使用されるのではないかと報道された。

ブラジルのスポーツサイト「グローブ・スポルテ」によると、トゥヘル監督は笑いながら「その情報は事実ではない」と、これを否定した。

また、メキシコの過激なサポーターによって安眠が妨害されるのではないかとの懸念については「警備もしていただいて昨夜は問題なかった。試合前日となる明日もよく眠れることを期待している」と話し、スタジアムを含めたアウェーの環境についても「選手たちはチャンピオンズリーグなどでも、そういう刺激的な環境には慣れている」と、問題はないとの認識を示した。