箱根駅伝で2年ぶり6度目の総合優勝を果たした青学大の4区飯田貴之(4年)と2区近藤幸太郎(3年)が、別府大分毎日マラソン(2月6日)に出場すると14日、主催者から正式発表された。2人にとってマラソンは初挑戦となる。

24年パリ五輪の代表選考会「グランドチャンピオンシップ(MGC)」への出場権をかけたレースの1つで、7月に米オレゴン州で行われる世界選手権の代表選考会も兼ねている。

飯田は青学大の主将として総合優勝に貢献。今春に卒業し、有力実業団の1つ、富士通に入社する予定。近藤は同大のエースに成長し、今後も主力選手として活躍が期待されている。青学大からは2人のほか、箱根で補欠だった横田俊吾、西久保遼、宮坂大器(いずれも3年)も出場する。

また、昨年2月のびわ湖毎日マラソン6位の大六野秀畝(だいろくの・しゅうほ、旭化成)ら8人が招待選手として出場。視覚障害は、東京パラリンピックの女子マラソン金メダリストの道下美里(三井住友海上)や男子マラソン銅メダリストの堀越信司(NTT西日本)が出場する予定。