日本陸連は25日、都内で緊急会見を開き、7月上旬の日本選手権男子400メートル決勝の結果を訂正したと発表した。24年パリ五輪代表の佐藤風雅(29=ミズノ)が失格となっていたが、同連盟のルールの解釈に誤りがあったため、優勝に変更となる。大会後に判定が覆るのは異例。9月の世界選手権東京大会(国立競技場)へ向けた世界ランキングのポイントも加算される見込みとなり、3大会連続代表入りの可能性が高まった。

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異例の結果訂正を受け、9月の世界選手権男子400メートルの代表争いはどうなるのか。

各国の出場枠は最大「3」となっており、24日に選考期間が終了。日本勢で参加標準記録(44秒85)を突破したのは中島佑気ジョセフ(富士通)のみで、3大会連続の代表入りを確実としている。

残るは最大2枠。佐藤は参加標準記録を突破しておらず、世界ランキングが重要な選考項目となる。現在は中島に次ぐ日本勢2番手で出場圏外の50位。他国の状況次第ではあるが、日本選手権の結果が反映されるため、圏内の48位以内に浮上する可能性が高まった。中島、佐藤以外の代表入りの可能性は低い。

世界ランキングは8月27日に確定。正式な日本代表は9月1日以降に発表される見通しとなっている。【藤塚大輔】