小倉智昭

身ぶり手ぶりを交えて東京五輪、社会ネタ、病気などについて話す小倉智昭

大橋巨泉を師と仰ぐ小倉智昭。29歳の時に東京12チャンネル（現テレビ東京）を退職して巨泉さんの事務所に入った。当時小倉は競馬の実況アナとして活躍していた。競馬場で「僕と一緒に競馬の仕事をやらないか」と声を掛けられた。巨泉さんの目に狂いはなかった。だが、転職後はなかなか芽が出なかった。巨泉さんの企画、司会の「世界まるごとＨＯＷマッチ」のナレーターで人気になった。以後の活躍ぶりはご承知の通りだ。1999年４月開始の「とくダネ！」は現在も続くフジの看板番組である。ぼうこうがんの手術のため１カ月半休んだが見事キャスター復活を遂げた。師匠はがんとの闘いに敗れたが、「体のどこにもがんがない」と〝恩返し〟を続ける。(/_;)

＜文化社会・2016年7月21日掲載＞