予選を勝ち上がって初の4大大会本戦に挑んだ世界ランク177位の日比万葉(フリー)は、2012年大会で4強入りした第16シードのサラ・エラニ(イタリア)に完敗。「自分のプレーをやらせてもらえなかった」と、トップ選手との実力差を痛感した。

 片手打ちのバックハンドの日比は、高い打点はスライスしか打てないため、徹底的にスピン系のショットで狙われた。

 課題が明確になった米国在住の19歳は「4大大会じゃないとこういう選手にも当たれない。すごくいい経験ができた」と話した。