国際水泳連盟(FINA)が来年のリオデジャネイロ五輪で懸念されるコパカバーナ地区の水質問題で選手の健康面を考慮し、大会組織委員会などにウイルス検査を要請したことが16日、分かった。AP通信が報じた。

 FINAは文書で「オープンウオーターに出場する全ての選手がどんな細菌やウイルス汚染の影響もない環境で競技できることが重要だ」と検査の実施を強く求めた。

 リオ五輪ではセーリングやボート会場などの水質も世界保健機関(WHO)から問題視され、国際競技団体などが独自の調査を検討している。