来年2月から参戦するスーパーラグビーの日本チーム名が5日、サンウルブズと発表された。

 5月からの募集には世界から3320通の応募があった。一番多かった日出づる国を示す太陽のサンに、いくつかあった小さいが群れを成して大きい相手を倒すオオカミのウルブズを合わせた。

 赤いオオカミのロゴも発表され、「ブレイク・ザ・ライン(壁をぶち破れ)」のコンセプトでサイトなどもオープンした。チーム運営するジャパンエスアールの上野理事は「オオカミの特徴は日本のチームワークにも通じる。今回のW杯で日本は大きくブレイクした。これからもブレイクして、19年大会で今回以上の成果を出せるように」と話した。

 当初は7月発表予定だったが、契約、編成の問題に加え、慎重な手続きをしたことで遅れたという。上野理事はヘッドコーチ、選手編成などについて「交渉および検討中。11月中旬には発表したい」と話すにとどまった。これまではスーパーラグビー運営側から「競争力をと一方的にコーチも勧められたが、それもなくなるだろう」と日本の活躍に感謝。日本代表強化が前提だが、海外からの売り込みもあるという。