東京都の小池百合子知事は19日、リオデジャネイロの国際空港に到着後、リオ市のパエス市長と面会し、2020年東京五輪・パラリンピックの成功に向け協力関係を強化していくことを確認した。

 小池知事は面会後の記者会見に着物姿で出席し「大会の準備や運営で大変有意義な話を伺った。今後もさまざまな形でアドバイスをお願いしたい」と述べた。パエス市長は「都知事がリーダシップを取り、素晴らしい大会になると確信している」と話した。

 小池知事は五輪の閉会式で旗を引き継ぐセレモニーに参加するほか、競技場などを訪れ運営状況を視察。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長らとも会談する方向で調整している。

 東京大会組織委員会や都が拠点にしている「ジャパンハウス」でイベントも見学する。