競泳がスタートして、池江璃花子(17=ルネサンス亀戸)が、日本の先陣をきって、女子100メートルバタフライで決勝に進出した。最も得意な種目で、予選は57秒45をマークして全体の4位通過。準決勝も56秒89で全体の4位で突破した。今日24日の決勝は、世界大会初のメダルに照準。3年後の東京五輪へ、5位だったリオ五輪でわずか0秒23差で逃した表彰台を狙う。

 池江が、幸先のいいスタートを切った。東京五輪まであと3年で迎えた2度目の世界選手権。準決勝1組で56秒89の2着。予選の57秒45よりもタイムを上げて決勝に進出。午前の予選では日本の先陣をきって「予選の前はやばい、準決勝に残らなきゃ、決勝に残らなきゃ、と思ったけど、1本泳げば落ちついていけるイメージが湧いた」と笑顔。自己ベスト56秒86まで0秒03差に迫るタイムだった。

 昨夏のリオ五輪では驚異の日本新記録3連発で5位。今月4日に17歳になったばかりだが「来年の日本選手権(4月)が来るとすぐ18歳になって、次はすぐ19歳になって…。すごく早いなと思う。東京に向けて強化している。今回も結果を出したい」。今日24日の決勝で初メダルを手にする。【益田一弘】

【競泳】

▼女子100メートルバタフライ予選

4位 池江璃花子(ルネサンス亀戸)57秒45=準決勝進出

▼女子100メートルバタフライ準決勝

4位 池江璃花子(ルネサンス亀戸)56秒89=決勝進出