国際スキー連盟(FIS)は23日、2014年ソチ冬季五輪で採取した検体の再検査でドーピング違反が判明し、国際オリンピック委員会(IOC)が五輪から永久追放したロシアのノルディックスキー距離の6選手に関し、24日に開幕するワールドカップ(W杯)への出場を当面認めると発表した。

 6選手はソチ五輪の距離男子50キロフリーで金メダルを獲得したアレクサンドル・レグコフらで、FISが昨年12月に科した暫定活動停止処分が今年10月末で解けていた。FISは「追加の処分をするためには、IOCからの詳細な情報を待たなければならない」と説明している。