京都精華学園(京都)が89-64で慶誠(熊本)を下した。

 京都精華学園は前半を36-32で折り返すと、後半に力の差を見せた。U16代表のポイントガード高橋未来(みく、1年)が足を痛めながらも奮戦。チームに勢いを与えた。

 パワーフォワード山本静花(2年)がリバウンドから、相手ファウルを誘ってフリースローを決めると、シューティングガード石島侑果(2年)が3点シュートを立て続けに決めた。

 山本綱義監督(67)は「チームのリズムが悪かったが、高橋がここぞというところでリズムを変えてくれた」と前半に不満を漏らしつつも、エースを高く評価した。

 「ファーストブレークをもっと小気味よく出してほしい。次はもっと果敢に攻めたい」と山本監督は、2回戦の東京成徳大高(東京)戦を見据えていた。