東海大仰星(大阪第2)が逆転で大阪桐蔭(大阪第1)を下し、2大会ぶり5度目の優勝を飾った。

 降りしきる雨の影響もあり、前半はハンドリングミスを連発。FW戦でも苦戦をしいられ、前半は10-17で折り返した。後半もPGを決められて10点差まで広げられた。そこからバックスの展開力で3連続トライ。最後はWTB河瀬諒介(3年)が逆転のトライを決めた。試合終了間際も、自陣ゴール前で大阪桐蔭の猛攻をしのぎきった。

 劇的な勝利に湯浅大智監督(36)は号泣。「生徒を誇りに思います。彼らを信じていた。本当にうれしいです。(今回の優勝は)格別です。生徒に『ありがとう』と言いたい」と感極まった。